睡魔とおさらば!どこでも簡単にできる眠気覚ましのツボ

2020.03.27


日中、急にやってくる睡魔。頭がボーッとして、仕事も勉強も捗らない…。
そんなときにおすすめしたいのが、眠気覚ましのツボ。

会社や学校など、いつでもどこでもできるうえ、即効性もあるツボ押し。
“ツボドクター”と称される加藤雅俊先生にお話を聞いてきました。


361個も存在するツボ。そもそもツボ押しとは?

──今回、眠気覚ましのツボを教えていただくのですが、そもそもツボ押しにはどんな効果があるのでしょうか?

加藤先生:
ツボ押しには、神経の通り道をスムーズにしてくれる効果があります。僕らのカラダの中では、
末梢神経から中枢神経を通って脳へいろんな情報を届けているんですね。表面上では気づけないような不調が
カラダの中で起こると、その情報を脳に届けて、脳が「治そう」とカラダに指示を出すことで、不調の段階で
修復できているのです。

ですが、たくさんの情報が集中して渋滞を起こしてしまう場所があるんです。
それは、首などの神経が密集しているところ。渋滞が起きると、どうなると思いますか?

──脳に情報が届かない…ですね。

加藤先生:
そうです。脳に不調の情報が届かないと、状況が悪化して「腰が痛い」「胃が痛い」など、表面的に症状が
現れてしまいます。そういうときにツボを押すことで、渋滞を改善して脳に情報を届けてくれるというわけです。

──ツボはどこにあるのでしょうか?

加藤先生:
カラダには、361個のツボがあると言われています。手はツボの宝庫で、片手でも50個ほどものツボが
存在しているんですよ。なぜかわかりますか?

──うーん…、どうしてですか?

加藤先生:
実は骨の裏側にツボがあるからです。手には指の骨がたくさんあるから、その分ツボの数も多いんです。
神経(知覚神経は除く)は、骨の裏の守られた場所にあります。

──骨の裏側!どのように押すとよいのでしょうか?

加藤先生:
骨の裏側の神経に触れるように押しましょう。押すと、少しツンツンする感覚がする、そこがツボです。
痛すぎてもダメなので、「痛い」と感じたら、それ以上押すのは逆効果です。


どこでも簡単リフレッシュ!眠気覚ましのツボ

続いては、加藤先生おすすめの眠気覚ましのツボを3つ紹介します。

①晴明(せいめい)
左右の目頭の上、やや鼻寄りのところにあるくぼみ。その名前のとおり、目の前が明るくスッキリとする
感覚になり、目の疲れにも◎なツボです。

\ツボ押しのポイント/
両手の親指をツボに当て、骨の裏(くぼみの奥)に指がキュッと入っていくようなイメージで押し上げます。


②太陽(たいよう)
こめかみの、やや目尻寄りのくぼみ。頭の疲れにも良いツボで、眠くなって集中力が低下しているときに
ぴったりです。

\ツボ押しのポイント/
眉尻から下がってきたところにあるポコっとしたくぼみ。その下にある角に両手の人さし指を当て、骨に引っかけて
前に押し出すイメージで押しましょう。


③風池(ふうち)
首のうしろの、髪の生え際あたりにあるくぼみ。頭の中に風が通るような感覚で、脳をリフレッシュさせてくれる
ツボです。

\ツボ押しのポイント/
首のうしろには、胸鎖乳突筋と僧帽筋という筋肉があります。その2つの真ん中あたりにある溝、
つまり“池”のようなところに、両手の親指を当てます。骨の裏側に指を入れるイメージで、そのまま押し上げます。


加藤先生:
ツボ押しで大切なのは、骨の裏側の神経に触れることです。その点を意識して、左右同時に押してください。
【晴明・太陽・風池】の3つのツボ押しをセットで行えば、眠気覚ましにもばっちりです。

***

日中に訪れる睡魔や集中力の低下は、カラダや脳が疲れているサインかもしれません。そんなときは、
リフレッシュがてら、ツボ押しを実践しみてはいかがでしょうか?
もちろん、毎日の睡眠をしっかりとることも忘れずに。

加藤先生、ありがとうございました!



加藤雅俊 先生
ミッツ・エンタープライズ(株)代表取締役。薬剤師。体内環境師。ホリスティック心理カウンセラー。東洋医学、漢方に通じ、ツボや経絡についてマッサージ医師に師事。多くの医療現場を見るなかで、コミュニケーション不足による心の問題に気づき、1995年に「心と身体をケアできるサロン」を開設。ツボを立体的に捉えた著書『一目でわかる!必ず見つかる!ホントのツボがちゃんと押せる本』は30万部のベストセラーに。ほか、『手のツボを押すだけでしつこい怒りが消える!』『5秒で効く!症状別ツボ押し事典』など多数。
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