睡眠負債って何??

2017.03.02
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睡眠負債は早期返済をしましょう

「睡眠負債」という言葉をご存知でしょうか。「睡眠負債」とは、アメリカにおける睡眠のエキスパートたちが提唱する考え方で、必要な睡眠時間に対する不足分、すなわち忙しい毎日の睡眠不足が徐々に溜まっていったマイナス分=負債のことをそう呼んでいます。
例えば、8時間の睡眠が必要な人が、平日は忙しく5時間しか眠れなかったら、週末にたっぷり眠ることで平日の不足分を補うことができるのです。
お金と同様、「睡眠負債」もしっかりこまめに返済し、健康のためのバランスを保っていなければならないという考え方なのです。


「睡眠負債」がもたらす悪影響

「睡眠負債」の額が大きければ大きいほど返済不能な状況に陥ることになり、健康リスクも増大するといいます。まず「睡眠負債」が増えていくと、明らかに仕事や勉強のパフォーマンス低下が顕著になります。
「布団へ向かう前にソファで寝てしまう」「会議中など本来起きていないといけない時間に寝てしまう」「お酒を飲むとすぐ酔っぱらってしまう」「イージーミスやうっかり忘れが多い」などの兆候が現れたら、それは「睡眠負債」が蓄積されはじめている可能性が高いと認知すべきでしょう。


「睡眠負債」を返済していくには?

「睡眠負債」は結局、眠る以外の方法で返済することはできません。借金の利子のように蓄積し続けるものではありませんが、最低2週間分の負債までは脳が覚えているとも言われてますから、こまめに「睡眠負債」の返済を行うことで解消していくべきなのでしょう。
たくさん寝ることで睡眠を貯金=寝溜めをすることはできませんが、休日に少し長めに眠ることで、睡眠負債の軽減を図ることは可能です。ただし昼すぎまで布団にいるなど生活リズムを乱すほど寝てしまうと、かえって次の月曜日にリズムが戻らず辛くなってしまいます。
返済とはいえ、平日より2時間多い睡眠時間にとどめておきましょう。また、短い昼寝も効果的と言われています。夕方4時くらいまでに、20分程度の昼寝をとれば、夜の睡眠にあまり影響を与えないといわれていますし、少しの睡眠でも蓄積した睡眠負債が徐々に解消されていくものです。
また、睡眠の先行投資、すなわち仮眠は有効であると言われています。例えば仕事で徹夜をしなければならなかったり、あまり睡眠をとれない日がわかっているときには、短い時間であったとしても、仮眠を取ることで眠気が和らぎ、集中力が増し、疲労感が減少するといいます。
「睡眠負債」という考え方を理解し、徐々に返済していくよう意識することが重要です。
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