毛布の代名詞「ウール」には、不思議な魅力がいっぱい

2017.11.02


ウールの特長といえば、あたたかさや弾力性。
吸湿率はポリエステルの37倍、木綿の2倍。
その秘密は、ウール独特の構造にあります。

あたたかくてさわやか、しかも弾力性も抜群!
ウールには、クリンプという特有の縮れがあります。
このクリンプが外部の冷たい空気を遮断して、
内部のさわやかさを保ちます。

また、押しても伸ばしても元に戻ろうとする性質をもっているため、
優れた弾力性が生まれます。


うろこ状の表皮が、しずかにゆっくりと水分を吸収・放出

ウールには、スケールと呼ばれるうろこ状の表皮があります。
水分を吸収したり、放出する性質があるため、
からだから出る汗や熱気が水滴にならないうちに吸い取ってくれるのです。
また、スケールは水滴をはじくという不思議な性質ももっています。



●汚れやホコリを寄せつけず、燃えにくい
帯電性が低いため静電気が起きにくく、汚れやホコリがつきにくいのもウールの特徴。
万一火がついても、繊維の端に焦げた球ができるだけで燃え広がりません。

●あたたかい
ウール特有の縮れた繊維が複雑に絡み合い、空気の層をたっぷりとつくり、
外の寒さを遮断。ぽかぽかのあたたかさを生み出します。

●さらっとさわやか
湿気を吸収しては発散するウールの特性によって、表面はいつもさわやか。

●やさしい感触
ウールのクリンプは、伸ばしても切れずに元に戻る特性があります。
それが弾力性を生み、からだにしっくり馴染みます。

●燃えにくい
「火事になったら毛布をかぶって逃げろ」といわれるのは、
ウールは動物性繊維なので炎にかざしても黒いこぶになるだけで燃え広がらないから。
有毒ガスも発生しません。

●汚れにくい
ウールには染色に欠かせないアミノ酸が19種類も結合しているので、
色合いも美しく、なかなか色あせしません。
また、水滴をはじく不思議な働きにより、汚れにくいという性質を持っています。
こうしたウールの特長がそのまま生かされているのが「ウール毛布」なのです。


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