実は人の体内時計は2つある!?気になる午後の眠気の原因は?

2018.08.10


ランチのあとの昼下がり、あくびが出たり、
頭がぼんやりしたり――なんだか眠くなることってよくありますよね?
実は14時ごろに眠くなるのは「自然の摂理」。
昼に眠くなるのはむしろ体内時計がしっかりしている証拠なんです。

人間はもちろん、ほかの動物や植物にいたるまで、
地球上のほぼすべての生き物は約24時間を計る「体内時計」を持ち合わせているそう。
体内時計は、細胞の一つ一つに備わっていると言われています。
その中で、すべてを束ねて全身をコントロールしているのが、
脳の視床下部に存在する「マスタークロック」。
この体内時計が眠りと目覚めのスムーズな切り替え、
ホルモン分泌や血圧、体温などの調整を行っています。

人の生活の中に欠かせない体内時計ですが、
最近の研究で新たな事実が見つかりました。
それが、人間には2つの体内時計が備わっている可能性があるということ。
1つが、明け方から夕方まで動く「モーニングクロック」。
う1つが、夕方から明け方まで動く「イブニングクロック」。

人は1日に1度、夜~朝にかけてまとめて睡眠をとることがほとんど。
しかし、生物学的には、2つの体内時計によって、
1日に2度眠るように組み込まれているそう。
つまり、モーニングクロックが終盤にさしかかる夕方14~15時ごろに眠くなるのは、
自然なことだというわけです。

2つの体内時計が存在するためか、
1日のうちで活動量が一番ピークを迎えるのは、午前中と夕方です。
この活動量の多くなる時間帯に、
勉強や仕事など集中したいことをすることをオススメします。
子どもの1日の過ごし方がいい例。
午前中思いきり外で遊んで、昼食を食べてお昼寝をする。
そしてまた昼下がりから夕方にかけてたくさん動く。
そうすることで、夜ぐっすり眠りにつける。この流れを大人もまねしてみましょう。
逆に、午前中や夕方に寝てしまうと、
体内時計が狂って夜に眠れなくなってしまうので、注意してくださいね。

必要な睡眠時間は人それぞれですが、実は夜に3時間以上眠っていれば、
必ずしもまとめて長時間眠らなければいけないということはありません。
夜にあまり眠れなかったときは、思い切って短い昼寝を取り入れてみてください。
そうすることで、仕事や勉強の効率が上がるかもしれません。
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