夢の85%以上は悪夢!?良い夢を見るには…?

2020.01.14


睡眠中、現実にはありえないことや、まるで将来を暗示するような
恐ろしい出来事に襲われる夢を見る人も少なくないのではないでしょうか。
夢の内容はいつも不思議なことばかり。
そのため、夢は「未来を予見するもの」や「何かの暗示」などとよく言われます。
また「深層心理の欲求の表れ」と考える人もいます。そもそも、人間はほとんど誰でも夢を見ます。
しかし、「なぜ夢を見るのか」…いまだにそれを正しく答えられる人はいないのです。
一体夢とは、何なのでしょうか?

夢は2種類に分けられます。一つは眠ってすぐに起こるノンレム睡眠の初めのほうに見るもの。
それには、感情の動きもストーリーもありません。
不意に階段を踏み外したかのようなガクッとした衝撃で目覚めることってありますよね?
これがまさに、一つ目の夢です。

そして、もう一つはレム睡眠時。
このときに見る夢は、空想の世界のような現実にはないモノや起こりえないコトが
脈略のないストーリーで展開されることがほとんどです。
これは、レム睡眠中は、脳全体が暴走しているような状態であることが原因だそう。
過去の経験や空想など、脳内にはさまざまなデータが溢れるのですが、
それらを理論的にまとめる前頭葉の機能が睡眠時に低下している結果、
処理しきれず奇想天外な夢を見ると言われています。

人は一晩に夢を4〜5回見ていると言われていますが、深い眠りに落ちると忘れてしまうのです。
その結果、覚えているのは最後に見たレム睡眠中の夢となるのです。

実際のところ、夢の85%以上が悪夢であると言われています。
夢は記憶の断片が元になっているため、喜びや楽しさよりも恐怖や不安を記憶する傾向にある私たち人間が、
悪夢を多く見るのも仕方がないのかもしれません…。
しかし、嫌な夢を見ると、起床時も嫌な気持ちを引きずりがち。
ぐっすり眠るためにも、できれば楽しい夢を見たいですね。

夢を見るときの脳のメカニズムを研究しているハーバード大学のアラン・ホブソン教授は、
自分の夢を300ほど書き留めた夢日記を集め、内容を分析。
その彼が出した結論は「夢に意味はない」ということ。
さらに言えば脳神経科学から見ると、夢は脳のメンテナンス中に生じる「ノイズ」に過ぎないのだそう。

この結果はちょっと“夢”のない話に思えますが、なにはともあれ、就寝前にマイナスなことを考えてしまうと、
寝付きも悪くなり嫌な夢を見てしまいます。ですから、布団に入ったら、
できれば楽しかったことやうれしかったことを思い出すことを心掛けてハッピーな夢を見ましょう!
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