衣替え気分で、季節ごとに掛け布団を組み合わせる

2018.07.19


適度な運動をしたり、食事のメニューや時間などに気を使ったりして、
自らのコンディションを万全に整えたとしても、
寝室の環境が良くなければ、快眠を得ることはできません。
いざ寝ようとしたときに慌てないで済むよう、
事前にしっかり寝室環境を整えておくことが大切です。

心地良い眠りに欠かせないのが、快適な寝具。
寝返りを打つ、汗をかく、体温の変動……など、
人のカラダは睡眠中にも変化し続けます。
その状況に左右されることなく、眠りについてから目覚めるまで、
心地良さをキープできることが、快適な寝具にとって必要不可欠な条件となります。

寝具の代表的なものといえば、掛け布団、敷き布団、枕の3点。
ここでは掛け布団を選ぶうえで重要なポイントをご紹介します。

掛け布団において、まず大切なのが「保温性」。
そして湿度のコントロールをフレキシブルに行える「吸透湿性」と「放湿性」です。
カラダと寝具との間にできる空間の「寝床内気象(しんしょうないきしょう)」を、
寝室の温度・湿度にかかわらず、快適に保つことができてこそ、心地良い眠りを得ることができます。

眠りについての調査を行う日本睡眠科学研究所による実験では、
「温度33±1℃、湿度50±5%(※RH)」が理想的な寝床内気象とされています。

次に、注目すべきは「フィット性」。
掛け布団が体にフィットすることで、先ほどの最適な寝床内気象を保つことができます。
そして「軽さ」も重要なもののひとつ。
カラダに負担をかけず、楽に寝返りできるものを選びましょう。

では、理想的な寝床内気象を保つためにはどうすればよいのでしょう?
毎晩布団の中の温度・湿度を測定して、寝具を取り替えるのはハードルが高いですよね。
そんな面倒な作業をせずとも、カンタンに理想的な寝床内気象に近づける方法があります。
それが、下記に紹介する、室温別の布団の組み合わせ方です。



・室温5℃前後(冬)…羽毛掛け布団+真綿掛け布団
・室温10℃前後(春や秋)…羽毛掛け布団+綿毛布
・室温15℃前後(春や秋)…羽毛掛け布団
・室温25℃以上(夏)…綿毛布またはタオルケット

上記を参考に、その時季の室温に合わせて、
羽毛布団、真綿布団、綿毛布、タオルケットを
うまく組み合わせることが、快適な眠りへの近道になります。

暑い夏も寒い冬も、最適な掛け布団の組み合わせが、
私たちを一年中快適な眠りへと誘ってくれます。
四季折々、その気候に合った服をまとうのと同様に、使う掛け布団を見直してみませんか?

※RH:空気中に含まれる実際の水蒸気量を、比率で表したもの。
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