加齢と睡眠時間の関係

2017.04.13

平成26年4月、厚生労働省より発表された
「健康づくりのための睡眠指針2014」には、
加齢と睡眠時間の関係について、とても興味深い記述があります。

人の睡眠時間は、新生児がもっとも長く、
その後は年を取るごとに短くなっていくというものです。

確かに、子どものときにたくさん眠っていた人でも、
やがて社会人になれば自然に夜更かしをするようになります。

さらに年齢を経るとやけに朝早く起きるようになって、
「自分も歳だな」などと実感する人も多いかと思います。
ちなみに加齢による朝型化は、男性に多く見られる傾向のようです。


加齢によって睡眠の質も変化する

大人になって睡眠時間が短くなるのは、
単純に夜型の生活をする人が多くなったことや、
深夜営業をする店が多くなってきたという社会や生活習慣の変化だけが要因というわけではありません。
肉体や脳が老化するのと同様に、加齢が睡眠そのものに影響を与えているのだと考えられているのです。

しかも、単純に睡眠時間が短くなるだけではなく、
“ノンレム”睡眠の割合も減っていき、睡眠の質を低下させているということも別の著書でわかっています。


必要以上に悩まないことが大切

働き盛りの40代から、老化による睡眠の変化を実感する人もいるため、
自分が“睡眠障害”や“うつ病”の予備軍となってしまったのでは?と早とちりしてしまう人もいるといいます。

もちろん、職場でも責任ある立場となっている40代ですから、
仕事のストレスや日常生活の悩みも多いでしょうし、
そこから睡眠障害やうつ病を併発する可能性はあります。

しかし、まずは加齢によって、睡眠時間が短くなることは自然であると捉え、
必要以上に悩まないことが大切です。

もちろん、睡眠不足によって仕事のパフォーマンスが低下するのは困りますが、
日中の眠気で困らない程度の自然な睡眠が一番であると考え、
あまり深刻に捉えず、リラックスして自然の睡眠に身をゆだねてはいかがですか。
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